考えを言葉にするのと同じように、表現形態の1つであるラベルを使って情報環境内の情報のまとまりを表すことができます。例えば、「連絡先(Contact Us)」というラベルは、連絡先名、住所、電話番号、ファックス番号、メールアドレスなどの情報のまとまりです。Webページはあらゆる情報で埋め尽くされており、その中で必要とする情報を迅速かつ効果的に提供しようとすると、ユーザーは圧倒されるでしょう。

情報をあれこれ目立つように表示するかわりに「連絡先」のようなラベルを使えば、利用者は抵抗なく理解でき、必要な情報を得るか、クリックして他の情報へ移るかをいともたやすく判断できます。というように、ラベルの目的は、情報を効果的に伝えることなのです。つまり、限られたページの物理的スペースもユーザーの認識領域も有効に使え、情報を伝えられるということです。

日常、天気はよく話題に上りますが、ラベリングを話題にする人はほとんどいません(一部の人を除いて)が、誰もが無意識のうちのラベル付けを行っているのです。Webサイトやアプリのコンテンツや構造を開発している人なら誰でも、気がついていないとしてもラベルを作成しています。私たちがラベルを作るのは、Webサイトだけに留まるものではありません。

旧約聖書でアダムが獣に名前を付けて以来、ラベリングは私たちを人間として特徴づける行動のひとつなのかもしれません。話し言葉も本質的には、概念と物に対してのラベリング行為です。日常的にラベリングをしているために、ラベリングすることを当然とみなしているのかもしれません。だからこそラベリングには混乱することが多く、苦しめられるのでしょう。

システムの中でラベリングはどのように収まるのでしょうか。ラベルは複数のシステムとコンテキストにまたがる組織とナビゲーションシステムをもっとも明確にユーザーに示す方法です。ひとつのスクリーンレイアウトに異なるラベルグループが複数あり、各ラベルグループがそれぞれ異なる情報構造やナビゲーションシステムを表す場合があります。

例えば、次のようなもののラベルが含まれます。環境の組織化システム(例:自宅/ホームオフィス、中小事業者、大企業、政府、ヘルスケア)、グローバルナビゲーションシステム(例:メイン、検索、フィードバック)、サブサイトナビゲーションシステム(例:カートに入れる、請求先情報を入力する、注文を確定する)、ほかのチャンネルに特有のシステム(自動音声応答電話サービス、印刷カタログ)等々です。

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