AI導入事例として、小売・流通業ですが、「店舗」 というよりも、「ショピングセンター」全体へのAI活用事例をご紹介します。その企業は国内に17の中小型商業施設を展開されています。ショッピングセンター(以下SC) を運営する立場として、どのようにデータを活用しているのか、 どんな課題があるのでしょうか。

SCを運営する企業の場合、入店人数や各テナン卜の売上高は以前から把握されていることが多いものです。けれども、それは「入店」の次にいきなり 「購買(レジデータ)」が来るようなものです。その中間段階である「入店後、お客様がどのテナントからどのテナントにどう動いたか、どの棚でどの商品を手に取ったか、最終的に買上げにつながったか」など、いちばん知りたいお客様の細かな顧客行動がわかりませんでした。その重要な部分を埋めるべく、一つのSCを決めSaaS(Software as a Service:ソトウェアのサービスを受ける)を導入しました。

国内に十数か所のショッピングセンターを展開する企業のAI導入事例で、ショッピングセンター内のテナント毎にお客様の人数、年齢性別、店内での動き方などを確認してもらい、販売施策につなげていくという事例です。

ICT関係部署担当者との協議でデータの使い方について、「各テナン卜さんには、高い買上率のときはどのような商品の見せ方を行なっていたかを思い出して欲しい。逆に、買上率が悪いときはスタッフ数が足りていたかを再確認して欲しい」と、各テナン卜に事前に伝えているとのことです。データを集め、そのデータを共有するだけでなく、データの読み方・対策の立て方までしっかりとアドバイスされていることになります。

データを駆使し、変貌を遂げつつあるリアルショップに対し、いま、ネットショップ側からの新たな動きが始まっています。大手ネット通販企業が実験的に始めた決済自動型のコンビニ店で、2018年初頭、無人のリアルショップをオープン(実験段階)し、一躍、脚光を浴びる存在となりました。

お客様が入り口でスマホをかざし、カゴに商品を入れると、購入品(カゴに入れた商品)がスマホに自動的に表示されて決済され、レジでの支払いも不要です。その背景にはもちろん、カメラによる本人確認・商品確認の技術(ディープラーニング)が使われています。必ずしも「無人コンビニ」というわけではなく、 スタッフは商品説明などのフォローに回っているそうです。

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