普段皆様が何気なく使っているであろう「ユーザー」というあいまいな組織体系について、改めて考えてみたいと思います。Webサイトやイントラネットのユーザー層が複数存在することがはっきりしている場合、ユーザー層別に対象を特定した組織体系を採用するのもよいでしょう。サイトをブックマークして繰り返しやってくるようなリピーターが多いサイトでは、このようなユーザー層別の体系が最適です。各ユーザー層別にコンテンツをカスタマイズする場合にも適しています。

ユーザー層中心の体系を採用すると、サイトをユーザーごとに小さく分割することになり、そのユーザーが特に関心を持つ情報や意見のみを提供でき、無駄な内容は省くことも可能です。あるパソコンメーカーのメインページでは、ユーザー指向の組織体系でユーザーに自己確認を促しています。ユーザー層別に組織化すると、それと一緒にパーソナリゼーション関連のあらゆる期待やら危険をはらむことになりかねないからです。自社製品のユーザー層のセグメントを熟知し、かつその知識をWebサイトにも活かすことができます。

 

例えば、あるメーカーのサイトを訪れる場合を考えてみてください。「自分は○○(※何らかのジャンル)の一員に入るだろう」と予想されれば、そのニーズに合うように作られたオプションやサンプルシステムの設定を提示することが可能です。メーカー側で「この人が必要としているものは、おそらく○○だろう」という知識に基づいた推測をたてることが可能だからです。ところが、この推測は間違っている場合もあります。予測に基づいて出した結論と、実際のサイトを訪れた人の状況が異なっていた場合に起きうる状況ともいえるでしょう。

あいまいな体系に対して、情報アーキテクトは自身のもつ知識に基づき推測を立てる必要があるのと同時に、その推測も時間経過とともに見直しをかける必要もでてきます。また、特定のユーザー層向けに分けられた体系は、オープン形式にすることも、クローズド形式にすることもできます。オープン形式の体系では、ユーザーは自分が対象であるコンテンツ以外に、他のユーザー層対象のコンテンツにもアクセスできます。クローズド形式の体系では、ユーザーの動く範囲は対象とされる範囲内に限定され、他のセクション内を動き回ることはできません。購読料やセキュリテイの問題がかかわる場合に適しています。

 

 

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